福井の冬の風物詩といえば「越前がに」。
全国に数あるズワイガニブランドの中でも、越前がには「別格」と呼ばれる存在です。
そして、その“本物の証”として知られているのが──脚に付いた黄色いタグ
このタグには、ただの飾りではない、漁師たちの誇りと信頼が込められています。
今回は、地元越前町の漁師さんの声をもとに、「越前がにタグ」の意味とブランドの裏側を紐解いていきます。

※ずわい蟹の黄色タグ
黄色いタグの意味|本物の越前がにだけに許された証
越前がにの足に付いている黄色いタグ。
これこそが「福井県で水揚げされた本物の越前がに」であることを示すブランド認定マークです。
タグが付けられるのは、次の条件を満たした蟹のみ。
- 福井県内の港(越前・三国・敦賀・小浜など)で水揚げされたズワイガニのオスであること
- 大きさ・重さ・身入り・外観などが県の基準をクリアしていること
- 検査員の厳しい確認を受けていること
つまり、このタグが付いているだけで「品質が保証されたブランド蟹」だとわかるのです。
タグが付くまでの流れ|一本の糸のように続く漁師の手仕事
越前がにのタグが付くまでには、実に多くの人の手と時間がかかっています。
① 出港と漁場選び
越前漁港を出発し、漁場となる日本海の水深200〜400mの海底へ。
蟹が多く生息する岩礁帯を狙い、底引き網漁を行います。
② 選別作業
水揚げされた蟹を船の上で漁師自らが一匹ずつチェック。
サイズ、甲羅の硬さ、足の状態などを丁寧に見極めます。
③ 検査とタグ付け
県の検査員が品質を確認し、合格した個体だけに「越前がに」タグが付けられます。
それは「品質・誠実・安心」の印でもあります。
なぜ福井の蟹はブランドとして特別なのか?
ズワイガニは全国で獲れますが、福井の「越前がに」が特別とされる理由は大きく3つあります。
- 漁場の質が違う
越前沖は潮の流れが複雑で、栄養豊富な深層水が湧き上がる海域。
そのため、身が詰まりやすく甘みが濃い蟹が育ちます。 - 漁港が近いから鮮度が抜群
港から漁場までが近く、漁の後すぐに水揚げ・選別できるため、
他の地域よりも圧倒的に鮮度が保たれています。 - 伝統と信頼のブランド力
越前がには日本で最初に「ブランド蟹」として認定された歴史があります。
さらに、皇室献上蟹としても知られ、その名は全国に広まりました。
黄色いタグの見分け方と注意点
最近では通販サイトなどでも「越前がに」と称する蟹が多く販売されています。
しかし、中には他県産のズワイガニを“越前風”に装って販売するケースも。
購入時には、必ず以下のポイントをチェックしましょう。
✅ 黄色いタグが付いているか
→ 「越前がに」などの刻印がある正規品を選ぶ。
✅ 漁港名・水揚げ証明の明記
→ 商品ページに「越前港水揚げ」「三国港直送」などの記載があるか確認。
✅ 価格の相場
→ タグ付き越前がには一般的に1杯1.5万〜3万円前後。
極端に安いものはタグがない、もしくは他産地の可能性も。

※せいこ蟹の黄色タグ
越前水産からのご案内
越前水産では、福井県越前町の港で水揚げされた正真正銘のタグ付き越前がにを直送しています。
地元漁師との信頼関係のもと、一匹ずつ丁寧に選別・茹で上げ。
黄色いタグが光る“本物の証”を、ご家庭でもお楽しみください。
▶ タグ付き越前がにを購入する(https://item.rakuten.co.jp/echizengani/c/0000000113/)
まとめ
- 黄色いタグは「福井県で水揚げされた正規ブランド蟹」の証。
- 仲買人と漁師の目によって厳選され、誇りと信頼が込められている。
- 購入時はタグと漁港名を必ずチェック。
越前の冬は、海と人の物語が詰まったタグから始まります。
その一枚の黄色い証こそ、福井の誇り「越前がにブランド」の象徴なのです。
