新米の季節、ご飯が止まらない福井の魚のおかず。焼き鯖寿しだけじゃない「ご飯泥棒」7選

新米の季節、ご飯が止まらない福井の魚のおかず。焼き鯖寿しだけじゃない「ご飯泥棒」7選
波

炊きたての新米に、何をのせますか?

10月は、福井の田んぼで9月に刈り取られたお米が、新米として食卓に並ぶ季節です。福井は、全国でいちばん多く作られているお米「コシヒカリ」が生まれた県。そして2016年には、コシヒカリを超えることをめざした新しいブランド米「いちほまれ」も誕生しました。

お米がおいしいと、おかずは少しで足ります。ただし福井には、その「少し」で茶碗を空にしてしまう魚のおかずがそろっています。この記事では、越前水産の目線で選んだ「ご飯泥棒」を7つ紹介します。

写真:浜焼き鯖の定食。炊きたてのご飯と一緒に

この記事のポイント

  • 福井はコシヒカリ発祥の地です。1956年に福井県農業試験場で生まれました。
  • 今回の7選:浜焼き鯖、さばのへしこ、鯖のへしこそぼろ、甘えび海苔、炙り鯖のへしこラー油、焼き鯖節と昆布のふりかけ、小鯛の笹漬け。
  • いずれも福井駅直結「くるふ福井駅」の越前田村屋で買えます。多くはお取り寄せもできます。

福井は「お米の県」でもある

福井といえば越前がにや焼き鯖寿しが知られていますが、お米の歴史も長い土地です。全国で最も多く作付けされている「コシヒカリ」は、福井県農業試験場の石墨慶一郎博士らが開発した品種で、1956年(昭和31年)に「越の国に光り輝く」という願いを込めて名づけられました(ふくいの農業)。

そのコシヒカリを超えようと、福井県は2011年に「ポストコシヒカリ開発部」を新設し、県民の食味評価も経て、2016年12月に新しいブランド米「いちほまれ」を決定しました。絹のように白くツヤのある見た目と、噛むほどに広がるやさしい甘みが特徴です(ふくいドットコム)。

福井のお米の収穫は9月。10月は、新米がいちばん手に入りやすい月です。

動画「白米が止まらない」で紹介した3品に、4品を足しました

越前田村屋 くるふ福井駅店のYouTubeでは、福井の伝統工芸アイドル「さくらいと」の護國まいさんが、手押し焼き鯖寿し・甘えび海苔・へしこそぼろの3品を実食しています(動画『【飯テロ】白米が止まらない!福井の“極上”ご飯のお供が最強すぎた…』(福井駅のお土産ガイド【越前田村屋 くるふ福井駅店】))。田村屋の公式サイトにも、越前田村屋「ご飯が止まらない!お土産のプロが本気で推す『絶対買い』な名産品3選」として記事になっています。

今回はその3品を土台に、魚を仕入れて加工している越前水産の目線で4品を足し、「新米と一緒に食べてほしい順」に並べました。

1. 浜焼き鯖|一本まるごと、炊きたてご飯の横に

福井の鯖文化を代表する一品です。脂ののった鯖を一本まるごと串に刺し、香ばしく焼き上げます。皮はパリッと、身はふっくら。温め直して箸でほぐし、炊きたてのご飯にのせるだけで、それだけで一食になります。

福井には、夏の半夏生に焼き鯖を食べる風習が今も残っています(「半夏生に鯖を食べるのはなぜ?福井県独自の風習の由来と意味を詳しく解説」)。秋の新米と合わせるのも、福井らしい楽しみ方です。

購入:浜焼きさば(楽天市場店)

2. さばのへしこ|焼いてご飯に、残りはお茶漬けに

鯖を塩漬けにしたあと、米ぬかに漬けて長く熟成させた、福井の発酵食品です。塩気と旨みが強いので、薄く切ってさっと炙り、少しずつご飯と食べるのが基本。残りは熱いお茶をかけてお茶漬けにすると、最後の一粒まで止まりません。

へしこの作り方や食べ方は「【完全ガイド】へしことは?味や食べ方を解説|福井に伝わる発酵食品の魅力」で、アレンジは「【万能調味料!?】魚嫌い克服!へしこを使った簡単アレンジレシピ3選」でくわしく紹介しています。

写真:さばのへしこは、薄く切って炙る

購入:さばのへしこ 半身(楽天市場店)/さばのへしこ お刺身スライス(楽天市場店)

3. 鯖のへしこそぼろ|へしこが初めての方に

へしこをほぐして、そぼろにした瓶詰めです。へしこ独特の塩辛さを、出汁や麹を加えてまろやかに仕上げているので、子どもや、へしこを食べたことのない方にも向いています。動画の中で護國まいさんが食べているのもこれです。

温かいご飯にのせるほか、おにぎりの具、卵かけご飯のトッピング、チャーハンの味付けにも使えます。

写真:鯖のへしこそぼろをのせたご飯

購入:鯖のへしこそぼろ(楽天市場店)

4. 甘えび海苔|甘えびの香りが一気に広がる

福井の甘えびと岩海苔を合わせた、新しいご飯のお供です。田村屋では「福井県初の組み合わせ」として売り出しています。蓋を開けた瞬間に甘えびの香りが立ち、ご飯にのせると海苔の磯の香りが重なります。動画で護國まいさんが「天才的なご飯のお供」と言った一品です。

福井の甘えびがなぜおいしいのかは、「【赤い宝石】福井の甘えびが全国トップクラスで美味しい理由」でくわしく紹介しています。

購入:くるふ福井駅店の店頭でお求めいただけます。

5. 炙り鯖のへしこラー油|ご飯にも、冷奴にも

炙った鯖のへしこを入れた「食べるラー油」です。へしこの旨みとラー油の香ばしさが合わさり、ご飯にのせても、冷奴や餃子にかけてもよく合います。辛さは控えめなので、辛いものが苦手な方でも試しやすい味です。

写真:炙り鯖のへしこラー油。ご飯にも冷奴にも

購入:炙り鯖のへしこラー油(楽天市場店)

6. 焼き鯖節と昆布のふりかけ|おにぎりの定番に

焼いた鯖から作る「焼き鯖節」と昆布を合わせたふりかけです。鯖の香ばしさと昆布の旨みが、新米の甘みを引き立てます。炊きたてのご飯に混ぜておにぎりにすると、冷めてもおいしく、お弁当にも向きます。

ふりかけは、うにごはん、梅肉と昆布、さくさく昆布など、ほかにも種類があります。食べ比べは越前田村屋 楽天市場店「ふりかけ・おつまみ」からどうぞ。

写真:焼き鯖節と昆布のふりかけで作ったおにぎり

購入:焼き鯖節と昆布のふりかけ(楽天市場店)

7. 小鯛の笹漬け|上品に、でもご飯が進む

若狭地方に伝わる、小鯛(連子鯛)を塩と酢で締めて、笹の葉とともに樽に詰めた逸品です。さっぱりとした酸味と、鯛のやさしい甘みが特徴で、お酒のあてとして知られていますが、炊きたてのご飯にのせても相性は抜群です。わさびを少し添えると、味が引き締まります。

写真:小鯛の笹漬け

購入:小鯛の笹漬け(楽天市場店)

番外:手押し焼き鯖寿し|ご飯ごと持ち帰る

田村屋の看板商品で、福井県知事賞を受賞した焼き鯖寿しです。焼いた鯖を蒸してから、職人が一本ずつ手で押して仕上げます。酢飯には福井県産のお米を使っています。新米の季節に「ご飯ごと持ち帰る」なら、この一本です。福井駅西口の自動販売機でも24時間買えます。

工場での作り方は「【福井名物】焼き鯖寿しの製造現場|越前水産中央工場でがんばるインドネシア実習生たち」で紹介しています。

写真:手押し焼き鯖寿し

購入:手押し焼き鯖寿し(楽天市場店)

新米を楽しむ3つの食べ方

  • 炊きたてにのせる:浜焼き鯖、へしこそぼろ、甘えび海苔、へしこラー油。まずは何もかけずに新米を一口、それからおかずを。
  • おにぎりにする:焼き鯖節と昆布のふりかけ、へしこそぼろ。冷めても香りが残ります。
  • お茶漬けで締める:炙ったへしこ、小鯛の笹漬け。残ったご飯の最後の一杯に。

買える場所

よくある質問

福井の新米はいつから食べられますか?

福井のお米の収穫は9月です。9月下旬から10月にかけて、新米が出回ります。

コシヒカリは福井で生まれたのですか?

はい。コシヒカリは福井県農業試験場で開発され、1956年に名づけられました。全国で最も多く作付けされているお米です。

へしこが初めてでも食べやすいものはありますか?

鯖のへしこそぼろがおすすめです。へしこの塩辛さを出汁や麹でまろやかにしてあり、ご飯にのせるだけで食べられます。

甘えび海苔はお取り寄せできますか?

くるふ福井駅店の店頭でお求めいただけます。

お土産にするなら、どれが持ち運びやすいですか?

へしこそぼろ、へしこラー油、ふりかけは常温で持ち運びやすい商品です。浜焼き鯖や焼き鯖寿しは、お持ち帰りの時間に合わせて保冷をおすすめします。

7品はすべて福井駅で買えますか?

くるふ福井駅の越前田村屋で扱っています。時期によって品切れの場合もあるため、確実に手に入れたいときは事前にお問い合わせください。

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