【漁師直伝】新鮮な魚の見分け方!プロが教える4つのポイント

【漁師直伝】新鮮な魚の見分け方!プロが教える4つのポイント
波

スーパーで魚を選ぶ際、「どれが新鮮なんだろう?」と悩んだ経験はありませんか? 今回は、福井の海を知り尽くした越前港の漁師の方々に、誰でも簡単に実践できる新鮮な魚を見分けるための4つのポイントを教えていただきました。これらのポイントを知っておけば、お買い物がもっと楽しく、そして美味しくなりますよ。

ポイント1:目が澄んでいるかを確認する

新鮮な魚を見分ける上で、最も重要なポイントは、ずばり目の澄み具合です。獲れたばかりの魚の目は、生きている時と同じように黒目がはっきりとしていて、瞳の奥まで透き通って見えます。

・眼が赤くなっていない(血が混じっていない):目が充血していたり、血が混じっているものは、鮮度が落ちている可能性があります。

・白く濁っていない:時間が経つにつれて目が白く濁り、全体がくすんでくるのが特徴です。目が透き通っているものを選びましょう。

時間が経つにつれて目が白く濁り、全体がくすんでくるのが特徴です。魚の目は鮮度が落ちると一番最初に変化が現れる部分なので、まずは目をしっかりとチェックしましょう。複数の魚が並んでいる場合は、目が透き通っているものから順に手に取ってみてください。

ポイント2:エラの色をチェックする

魚の鮮度は、エラの色にも明確に現れます。エラ蓋を少し開けてみて、中が鮮やかな赤色をしているものが新鮮な証拠です。

・えらぶたを少し起こしてエラの色が鮮やかな赤色で白っぽくない:中が鮮やかな赤色をしているものが新鮮な証拠です。これは、魚が生きている間に血液が十分に循環していたことを示しています。

逆に、鮮度が落ちてくると、エラの色はくすんで茶色っぽくなり、乾いたような状態になってきます。特に切り身の魚ではエラは見えませんが、一匹丸ごと売られている魚を選ぶ際は、ぜひエラの色をチェックしてみてください。ただし、エラはデリケートな部分なので、優しく扱うようにしましょう。

ポイント3:体表の色とツヤの良いものを選ぶ

魚の体表の色とツヤも大切な鮮度ポイントです。

・赤い魚は赤く、青い魚は青いもの:魚本来の色が鮮やかで、ツヤツヤとしているものが新鮮です。鮮度が落ちると、色がくすんで白っぽくなってきます。

・表面がつやつやしている:新鮮な魚は、表面に濡れたようなツヤがあります。鱗が剥がれていたり、全体的にくすんで見えるものは鮮度が落ちている可能性があります。

魚の種類によって色が違いますが、鮮度が落ちると色がくすんで行くのが特徴です、並んでいる魚をしっかり見比べて選ぶようにしましょう。

ポイント4:魚体、特に腹部に弾力性があるものを選ぶ

魚は、内臓から鮮度が落ち始めるため、魚体全体のハリと腹部の弾力をチェックすることも非常に有効です。

・腹に弾力がある:新鮮な魚は、腹がふっくらとしていて弾力があります。指で優しく押してみて、すぐに元に戻るようなハリがあるものを選んでください。

・切れて内臓が出ていない:腹が破れて内臓が出ていたり、汁が出ているものは、避けた方が良いでしょう。

・持ったとき、全体に張りがある:魚を持ったときに、だらんと垂れ下がってしまうものは鮮度が落ちている可能性があります。全体的にピンとしたハリがあるものを選びましょう。

いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介した4つのポイントを覚えておけば、スーパーでも新鮮な魚を自信を持って選べるようになるはずです。

越前水産では、漁師が獲ったばかりの新鮮な魚を、皆様の食卓にお届けするために、鮮度管理を徹底しております。ぜひ一度、当社の新鮮な海の幸をご賞味ください。