ぷりっとした食感、口に広がる濃厚な甘み──
「甘えび(ホッコクアカエビ)」は、福井の海鮮を語るうえで欠かせない存在です。
実は福井県は、甘えびの漁獲量が全国トップクラス。
その鮮やかな赤い体が輝く様を評して「赤い宝石」とも呼ばれており
特に越前・三国・敦賀などの日本海沿岸は、甘えび漁の盛んな地域として知られています。
今回は、福井の甘えびの魅力を
漁獲量・旬・味わい・漁場の特徴
の4つの視点からご紹介します。
1. 福井は甘えび漁獲量トップクラス
日本一レベルの“甘えび王国”
甘えびは北海道・東北・北陸を中心に水揚げされますが、
実は福井県は 全国有数の甘えび漁獲量 を誇る県です。
特に有名なのが、
- 越前町(越前漁港)
- 三国町(三国漁港)
- 敦賀湾
この3エリアは、福井県内でも甘えびの水揚げが多い地域。
越前海岸には「甘エビまつり」が開催されるほどで、
地元でも甘えびは“蟹と並ぶ冬の主役”として親しまれています。
漁獲量が多いということは、
鮮度の良い甘えびを安定して供給できる=美味しい甘えびが手に入りやすい
という大きなメリットにもつながっています。
2. 甘えびの収穫時期は?
甘えびは通年獲れますが、最も脂と甘みが乗る旬は
9月〜12月(秋〜冬)
です。
理由は2つあります。
✔ 身に甘みが蓄えられる季節
冬に向けて栄養を蓄えるため、プリッとした弾力と濃厚な甘みが増す。
✔ 卵を持つメスが増える
甘えびの【卵(卵持ち)】は地元で人気の一品。
プチプチとした食感と濃い旨味が楽しめます。
特に10〜12月は刺身の評価が高く、
「一年でいちばん美味しい時期」と言われています。

3. 福井の甘えびが美味しい理由
越前沖の“特別な海”が育てる旨味
福井の甘えびが全国でも高く評価される理由は、
甘えびにとって理想的な環境が揃っているからです。
① 日本海特有の潮流
冷たい海流と暖流が混ざることで、
プランクトンが豊富に発生→甘えびの餌が多く、身に甘みと旨味が蓄積される。
② 深海の漁場(水深200〜400m)
甘えびが育つ深海は、越前沖に広がっています。
福井は港から漁場までの距離が短く、
鮮度が落ちる前に水揚げできるのが強み。
③ 漁港の近さ=鮮度が段違い
越前・三国・敦賀の漁場は【漁港がすぐ近く】。
時間がかからず港へ戻れるため、
鮮度の良い甘えびが店頭に最速で並びます。
④ 地元漁師の技術と選別力
・弱い衝撃でも傷つきやすい甘えびを丁寧に扱う
・活きたままの状態で迅速に選別
・サイズごとに丁寧に仕分け
この作業ひとつで、食感・鮮度が大きく変わるため、
福井の甘えびは質が安定していると言われます。
4. 甘えびの魅力
とろける甘さ、ねっとりした食感、濃厚な旨み
福井の甘えびの特徴は他県産と比べても際立っています。
- とろけるような強い甘み
- ねっとりした濃厚食感
- 噛むほどに広がる旨味
- 卵のプチプチ食感
刺身にした瞬間にわかる“鮮度の高さ”は、
漁場が近い福井ならではの魅力です。
越前水産では品質にこだわり、「甘えびの本当の美味しさを届ける」ことを大切にしています。
