福井の春の風物詩「ズボガニ(水ガニ)」を知っていますか?地元民が愛する魅力を解説

福井の春の風物詩「ズボガニ(水ガニ)」を知っていますか?地元民が愛する魅力を解説
波

福井のカニシーズンは、冬の王様「越前ガニ」だけでは終わりません。
2月19日以降から3月20日頃の約1ヶ月間、福井県の魚屋や食卓に並び始める、もう一つの主役。それが「ズボガニ(水ガニ)」です。

「カニは剥くのが面倒で……」という方にこそ読んでほしい、ズボガニ(水ガニ)の魅力をご紹介します。

「ズボッ」と抜ける快感!名前の由来は食べやすさ

ズボガニ(水ガニ)とは、脱皮して間もないオスのズワイガニのこと。 最大の特徴は、なんといってもその食べやすさです。殻が柔らかく、身の中に適度な水分を含んでいるため、脚の関節をポキッと折って引っ張るだけで、身が「ズボッ!」ときれいに抜けるのです。

カニバサミやカニフォークを使わず、手だけでスルスルと食べられる爽快感は、一度体験するとクセになります。

口いっぱいに溢れる「カニのジュース」

「水ガニ」とも呼ばれる通り、殻の中には瑞々しいカニのエキスがたっぷり。 越前ガニが「濃厚で芳醇な旨味」なら、ズボガニは「爽やかでピュアな甘み」が特徴です。口に入れた瞬間に溢れ出すジューシーなカニのジュースは、春の訪れを感じさせる福井ならではの味覚です。

※ズボガニは味噌が未発達なため、主に「脚の身」を楽しむカニです。

地元民に愛される理由。それは「圧倒的なコスパ」

越前ガニは全国的な高級ブランドですが、ズボガニ(水ガニ)は福井県民にとって「日常の中の贅沢」 品質は本場のズワイガニでありながら、価格は越前ガニに比べて非常にリーズナブルです。 「家族みんなでお腹いっぱいカニを食べたい!」そんな願いを叶えてくれる、まさに庶民の味方なのです。


まとめ

ズボガニ(水ガニ)の漁期は、2月19日以降から3月20日頃の約1ヶ月間※天候により変動あり「越前ガニは高くて手が出なかった」「最後にカニを思いっきり食べたい」という方は、このチャンスを逃さないでください。

福井の人間がこっそり楽しんでいる「一番手軽で、一番ジューシーなカニ体験」。 ぜひ福井県で体験してみてください。